冬に閉ざされた黒部アルペンルートが夏シーズンに向けて開通し、GWも落ち着いたある日のこと。
長野県側の「扇沢駅」から電気バスに乗り、破砕帯と呼ばれるトンネル工事の難所を超えて黒部ダムに行きました。
黒部ダムとは、富山県東部の中新川郡立山町を流れる、黒部川水系の黒部川に建設された水力発電専用のダムの事。
雄大な北アルプスの中にあり、高さ186mと日本一を誇り世界でも屈指の巨大ダムです。
1956年に着工してから7年の歳月をかけて、171人の殉職者を出しながらも、1963年6月5日に完成しました。
この日は観光放水は無かったのですが、それでも他では見られないスケール感を満喫できました。